テニス中級者がシングルスで効果を発揮する高低の弾道とは?練習方法

シングルスで勝つ為に、前後の立ち位置によって飛ばすボールの高低を変える必要があります。

自分の立ち位置によって、ボールの飛距離を調整しないと効果的なボールにならないことがあるのです。

自分の立ち位置がコート内なのに、ベースラインの時と同じスイングをしてしまうとアウトしやすくなり、アウトが怖くてスイングを弱めて入れにいってしまうと逆襲される可能性もでてきます。

そのため、弾道を低くすることでスピードを落とさずに飛距離を抑えることが出来ます。

また、ベースラインから離れている時は、普段より弾道を高くしないとボールが浅くなって相手に攻撃をされてしまうのです。

チャンスを作り出す高い弾道

テニスは毎回同じ加減でボールを打つのではなく、スイングを調整してボールの高低を状況によって打ち分ける必要があります。

通常のベースラインの立ち位置(1~1.5m後ろ)

高い弾道のボールは、相手コートに深く飛ばすために放ちます。基本的にはネットの倍の高さ(約1m)を目標に擦りながら鋭く振り抜きます。

ネットの倍の高さくらいに向かって振り抜くことでベースライン付近までボールが飛ぶので、相手も深いボールはコントロールしにくいため、短めのチャンスボールを誘い出しやすくなります。

ベースラインから離れた位置(3~5m後ろ)

自分の立ち位置がベースラインより離れている時は、弾道を更に高くする必要があります。
目標としてネットの2倍くらい高く狙う必要があります。

高さを出す腕の使い方

上記画像①のインパクトからは、画像②~③のように上にあげる方のスイングを優先します

ラケットの上下の動きを多めにします。

高い弾道のボールは、ラケットを振り上げるだけではボールが浅くなることもあるため、上にあげながら「前への押し加減」で深さの微調整も必要になります。

攻撃に使う低い弾道

シングルスの場合の低い弾道の使い方は、自分が深いボールを打った後に相手の返球が短めのボールになった時です。

自分がコート内から攻撃する時に、下記画像のようにクロスや逆クロス方向のサイドを狙うときなどで使うと効果的になります。

低い弾道で狙うことによって、より角度をつけられるようになり、相手の視覚からするとボールとの距離が(コーナーに深く打たれた時よりも)遠くに感じるのです。

しかも、相手は斜め前に走って低いボールを処理するので、コースが狙いにくいのです。

例えばコーナーの深い位置に打った場合は、ボールの弾みがある程度弾む為、ボールの処理が比較的やりやすいのです。

コート内からのショットは弾道が高いとサイドアウトしてしまうため、ネットの上20cmくらいの高さを狙って打ちます。

他にも下記画像のようにダブルスなどで、相手ペア(白い丸)が平行陣で前衛にいる時に足元へ狙う時や、前衛の横を抜くアレーに攻撃(黄色い矢印)や、平行陣の2人の真ん中を赤い矢印のように攻撃する時に使うと効果的な弾道なのです。

低い弾道の腕の使い方

低い弾道の腕の使い方は、上記画像②~③のようにスイングを上にあげるよりも前に出すイメージでスイングします。

ラケットの上下の動きを少なめにします。

そうすることで、ボールが上にあがらなくなり低い弾道で飛び始めます。

そのため、インパクト後のラケットヘッドの位置が下記画像のように高さが違うのです。
下記画像左が低い弾道のスイングで、右の画像が高い弾道のスイングです。

練習方法

練習方法として、ラリー中に意識することはネットの高さの「どこにボールを通過させるか?」を意識して練習します。

練習を効果的に行うには、狙う場所に目標物があるとモチベーションを上げて練習に取り組めます。

それはピンポイントで狙うことで、より繊細な感覚を磨くことが出来るため意識レベルを高く保てるからです。さらに重要なことはモチベーションを上げることが練習の効果を何倍にも上げてくれます。

的があることで、皆で対決や競争などをしたり、自分だけでも入れる回数を決めて練習することが「やる気のスイッチ」をオンにできます。

私がレッスンで使用していて効果を感じたお勧めの「的」での練習方法を紹介します。

この的はとても便利で、いつも車に入れてあるのですが、持ち運びも楽で簡単にネットに付けられるので、誰にでも狙う感覚のモチベーションをあげた練習ができます。

通常の高く打つボールはネットの倍を通過させて、コート内から両サイドに打つときはネットの20cm上を通過させる意識を持ちます。

特に攻撃に使う低い弾道は多めに練習して腕の使い分けの感覚を身につける必要があります。

高い弾道のボールは普段のラリー練習でも出来るので、球出しなどで低い弾道だけの練習をして、腕の使い方を身につけて、次に高い弾道のボールの後に低い弾道のボールを打つ、両方のショットを混ぜた練習をします。

練習で特に重要な事は「違いを感じる」ことなので、両方のショットを混ぜた練習で腕の使い方の違いを感じると身につけることが早くなります。

【シングルスの場合】

上記画像のように赤い矢印の高い弾道の後に、黄色い矢印の低い弾道を狙うようにします。
逆のパターンや色々組み合わせて行います。必ず目標回数をクリアするまで行いましょう。

【ダブルスの場合】

ストレートのアレーに狙うときと、2人の間のセンターを狙うときは攻撃するボールで練習します。(強めのボール)

ピンクの的はアングルショットなので、少しラケットをゆっくり目に振ってスピードを落として狙います。

この練習も前述と同じで混ぜた練習でも行い、クロスの前衛(白い丸)と1~2往復してから狙うことで、より効果的な練習になります。

テニス中級者がシングルスで効果を発揮する高低の弾道とは?練習方法 まとめ

  • テニスはボールの立ち位置によって弾道の上下を変える必要がある。
  • コート内で打つときは、飛距離を出さない低い弾道に変える。
  • 高い弾道は、ラケットの上下の動きを多めにする。
  • 低い弾道は、ラケットの上下の動きを少なめにして前に出す動きにする。



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