テニスはどうすればもっと上手くなれるか?
どうすれば上のレベルに勝てるようになれるのか?
簡単に言うと「心・技・体」のスキルアップとバランスを整えることです。
「心」どんな場面でも冷静で乱れないこと。
「技」安定感や攻撃力を磨くこと。
「体」最後までやり抜く力をキープすること。
ただ、練習量が多くなると運動している時間が長くなるため自然に体力はアップして来ます。
何がともあれ一番重要な部分は、「心」です。
心が乱れると、ドミノ崩しのように全てが崩れてしまいます。
心が乱れると実力を発揮させられなくなり、ビビッて負けてしまうと心に傷を負い、それがトラウマとなり同じことを繰り返す恐れがあります。
稀に、常に冷静な人もいることは事実です。
そのため、冷静をキープする為の心の練習も必要になります。
今回は、上手くなるために必要な部分の一つ「技」をご紹介します。
磨き上げる部分
上手くなるために必要な技術は安定感と攻撃力ですが、自分よりレベルが高い人に勝つには、家の柱のような安定した攻撃力が必要です。
シングルスか?ダブルスか?にもよりますが、手っ取り早いのは試合を想定した攻撃パターンを無意識で出来るぐらいたくさん練習して安定させます。
相手がどういう攻撃をしてくるか?よりも、自分の得意な形でポイントをもらう練習をします。
相手に左右されない形を作ります。
簡単に言うと左右に動かすパターンと、前後に動かすパターンに前後左右を混ぜて相手を揺さぶって決めるパターンは出来た方が良いです。
いきなり難しい所に打たないで、徐々に相手を追い詰めていくようにコート外に走らせるワイドに動かします。
基本的には3~4球目には最後の決め球になる攻撃の練習をします。
常に頭の中は
基本的なポイントを奪う考え方は、オープンスペースを作る工夫と発想力です。
どこに打ったら相手を前後左右に走らせられるか? の意地悪をするような発想が重要です。
特にダブルスは自分一人ではないので、オープンコートを作っても次にパートナー側にボールが飛んで来ることもあります。
オープンスペースが出来ているとパートナーも空いてるスペースに狙いやすくもなります。
相手を動かすことで、相手も我慢しきれずに一か八かのショットを打ってきてくれると、ミスも出始めます。
そうなるとポイントも楽に貰えるようになり、気持ちも焦ることなく楽になります。
逆に自分が動かされた場合は、一か八かのショットは打たないで、手堅く守りのボールを打ちます。
攻撃のパターン例
1球目:クロスのコーナーに深く。
2球目:クロスに角度をつける(サービスのコーナー辺り)
3球目:カットボレーかドライブボレーでオープンコートに。
*逆クロスバージョンも同じ。
1球目:サーブをワイドに。
2球目:ボレーをセンターに(浮いてきたら前衛側のアレー)
3球目:サービスコーナー辺りのサイドに短めのボレー。
(浮いてきたら前衛側アレーに叩くボレーかドライブボレー)
このように相手を動かすという目的を持ったパターン練習をすることが重要です。
練習でどんどん確率を上げるように行いましょう。
そしてこの攻撃のパターンは、相手より先に仕掛けることによって自分が有利な展開で試合を進められます。
なんでも人より先に行う行為は、積極的な行動の表れなのでクセにしましょう。
ラリー中どうしても先手が出来ない時は、自分のボールが浅い証拠なので、ボールを深く打つことを意識して下さい。
深いボールは相手もボールコントロールがしにくいので、自分が先に攻撃しやすい環境が作れます。
攻めのパターンはどんどん増やした方が色んな相手に通用するので、将棋の持ち駒が沢山あるようにプラスになります。
もっと詳しく知りたい方は下記の記事を参考にして下さい。
まとめ
- 上手くなるには心・技・体のスキルアップと
バランスを整える - 「技」の部分は、攻撃のパターン練習をする。
- 相手を徐々に大きく走らせて、最後は決め球で終わる。
- なんども練習してパターンの確率を上げる。
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