テニス|試合で勝ちたい50代が身につけるべきフットワーク方法とは?

このページは、フットワークが苦手な50代の方向けに「素早くスムーズに動くコツ」を、わかりやすく解説します。

テニスを上達をさせようとすると、打ち方などの技術的な部分に時間を費やすことが多いと思います。

しかし、技術と同じくらい重要なのがフットワークです。

なぜなら、いくら技術を磨いても、打点に入れないとせっかく磨いた技術を活かすことができないからです。

例えば、球出しで「上手くできた!」と思っても、試合やラリーになると上手くできないのはフットワークに問題がある可能性が高いのです。

したがって、技術練習をしながらでも、同時進行で「足の使い方も」向上させる必要があるのです。

テニスがハイレベルな人の試合や練習風景を見ても「打ち方」や「ボールのスピード」に着目しがちです。

しかし、そのハイレベルなパフォーマンスは理に適っている足の使い方をしているから行えるのです。

今回紹介する足の使い方は、パフォーマンス発揮に欠かせない部分なので、少しでも参考になると嬉しいです。

試合を有利に運ぶのは主導権を握る

テニスは、年齢と共に「自分は動かない」で「相手を動かす」プレーを多くさせる工夫をします。

というのは、体力やパワーの衰えをカバーするために、プレーの「主導権を握る」必要があるからです。

そのため、主導権を握るには、初めに打つボールを「自分が先手で」ボールを操らなければなりません。

(ミスをしないで)ボールを操るために重要なのは「体勢の良い状態」で打つことです。

例えば、テニスは相手のボールを打ち返す必要があるので、いくら小手先を磨いても(体勢が悪い状態だと)ボールをコントロールしにくくなります。

ボールをコントロールしにくいと、当然コントロールミスが出始めるため、相手に主導権を握られる苦しい展開になってしまいます。

したがって、主導権を握るために重要なのは、如何にラリーのボールを「良い体勢で打てるか」が重要になるのです。

例えば、プロレベルの選手になると、それがファーストサーブになります。サーブで先手を取れるからサービスゲームの主導権を握れるのです。

しかし、50代にもなれば、サーブを必死に打つと「何日も肩が上がらなくなり」日常生活に支障をきたします。

だから、ラリー初めの段階で「先手を取る」ようにするのです。

ただ、体勢が悪いのに無理やり「先手先手」と意識するだけでは上手く行きません。

それを行いやすくするのが、踵を上げる時間帯(下記)を作ることなのです。

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試合を有利に運ぶフットワーク方法

フットワークを良くするには、ボールを打ってからスプリットステップまでの間だけ「かかとを上げる」習慣をつけます。

理由は、テニスでは「べた足」をしている時間がながければ長いほど、(無意識で)べた足の状態に慣れてしまいます。

しかし、踵を上げる時間を作ることで、(踵を上げた状態に)体が慣れてくるため、出だしの動きが軽くなります。

例えば、出だしのスタートが軽いと、ボールに追いつくスピードが速くなるので、ボールの側で距離感の微調整も行いやすくなります。

反対に、出だしが重いスタートは、ボールに近づくにつれて加速してしまうため距離感を合わせにくいのです。

つまり、テニスで「体勢の良い状態」を作るには、スタートの動き次第なのです。

(私もそうでしたが)テニスの調子が良いときは、足が動いて「体が軽い」と感じます。逆に「なんか調子悪いな~」と思ったときは、踵が上がらないべた足になり「体が重く」感じてしまいます。

私がコーチをしていたときに、上達の早い人に共通していたことは、(どんな練習場面でも)ボールが来る前に踵を上げた状態を作って動き出していました。

踵の部分に「画びょうでも入れてるの?」と思うくらい、常に踵を浮かせてからボールを打つ動作に入るのです。

そりゃ、他の人より上達が早いのは納得です。

素早く動き出せるため、体勢の良い状態でボールを打てるから、(他の人より)打点やタイミングが崩れたりしないので、安定させられるのです。

そのため、上達を望む方は、ボールを打ってからスプリットステップをするまでの間だけ「踵を上げる」クセをつけないのはもったいないことです。

というのも、踵を意識するだけで素早くスムーズに動けて、しっくりする打点でボールを打てるようになるのです。

下記動画は、錦織選手がラリー練習をしている時の「フットワークをクローズアップ」した動画です。

50代のパフォーマンスは「アフターケア」で維持できる

上記のように、パフォーマンスを発揮するために踵を上げて動ける体勢を作ることは、いつも以上に筋肉を使うことにもなります。

私もそうですが、50代になると体も硬くなり、想像以上に疲れが取れない体になっています。
それを若い頃のように気合で乗り越えようとすると、怪我につながります。

しかも、怪我をしてしまうと中々治らない有り様・・・

そのため、筋肉に負荷をかけたら、通常の状態に戻してあげることも忘れちゃいけないのです。

というのは、体のケアをすることで怪我をしにくい体になり、テニスや私生活を長く楽しめるからです。

特に、踵を上げることで「ふくらはぎ」や「土踏まず」に負担がかかるため、ふくらはぎが疲労しやすくなります。

例えば、疲労が蓄積した状態では体が思うように動かなくなるため、ミスショットが多くなることもあります。

体が動かないからと足を動かそうとすると、さらに筋肉に負担をかけて怪我をしてしまいます。

だから、年齢と共に体をケアして、万全な状態を維持する必要があるのです。

ただ、頭で理解していても、自分でストレッチなどで体をほぐすのが、とても面倒なことです。
しかも、体が硬い人には関節や筋肉を伸ばす動作は苦痛に感じます。

でも、(疲れを知らない10代20代の体ならまだしも)50代にもなれば、自分で体をケアしなければ疲労を回復できません。

疲労を残さないためにできることは、負荷をかけた部分を自分でストレッチやマッサージをして「ほぐす」以外にないのです。

しかしながら、ストレッチやマッサージを自分ひとりで完璧に行うのは難しいのも現実です。

それをサポートするのに、手軽に筋膜を解きほぐす「マッサージガン」という、自分で疲労回復させられるツールもあるのです。

このマッサージガンは、話題の「筋膜リリース」を行うものです。

筋膜リリースとは、筋膜の「癒着」を引き離したり引き剥がすことで、正常な状態に戻してくれるのです。

筋膜リリースを行うと、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大させます。

私がおすすめするマッサージガン「opove M3 Pro」は、振動によって筋肉の弛緩を促し、深層筋まで解きほぐしてくれるハンディタイプのものです。(下記動画)

私はリハビリで登山をするのですが、登山後の下半身が怠く関節が固まって動かせないときに使用しています。

驚いたのが、関節が固まって動かせない状態にもかかわらず、マッサージが終わった瞬間に(痛みを感じることなく)スムーズに動けるのです。

この「opove M3 Pro」は、アタッチメントが6つあるので、体のあらゆる部位をほぐせます。

私は下半身の他に、肩や首回りもほぐしていますが、60秒足らずで首回りも軽くなりスッキリします。

使い方も、各部位に10秒ほど当てるだけで十分な効果があるため、待たされる感覚がなく色んな部位をマッサージできます。

しかも、コードレスだから、コードを気にしないで使えるため自由な操作で体をほぐせます。

おまけに、フル充電で約3時間も使えるバッテリーだから、(毎日使っても)充電する手間が無いから楽です。

ちなみに、バッテリーの残量は、メモリ確認やハンドル部分が赤色に点滅して知らされるので「充電が切れて使えない」なんてことは起こりません。

ただ、バッテリーが大容量のリチウムイオン(2600mAh)が内蔵されているので、女性には少し重いかも知れません。

なにより、(14mm振動の振幅なので)振動が奥まで届くため、マッサージ後すぐに怠さが消え、体が楽になるのを体感できます。

その上、音も静かだから、周囲を気にしないで気兼ねなく使えます。

まとめ テニス|試合で勝ちたい50代が【身につけるべきフットワーク方法】とは?

  • 50代は、体力やパワーの衰えをカバーするために、主導権を握るプレーをする。
  • 体勢の良い状態で打つために「踵を上げる時間」を作る。
  • 踵を意識するのは、ボールを打ってからスプリットステップするまでの間。
  • 年齢と共に、練習で負荷をかけた部分はアフターケアで体を保つ。

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