練習する時に、目的を持って「練習していますか?」
それとも「ただボールを打っていますか?」
ただボールを打っているだけだと、試合で緊張してしまい
本当の実力を発揮できません。
目的のないテニスの練習は、運動しているだけなので、
健康的にはなりますが、
本来の目的である向上する為にはなっていないのです。
頑張って練習しているのに「成果が出ない」方は
そこが大きな原因です。
成果を出すには「技術」と「心」の練習が必要です。
今回の記事は本番で普段通り出来ない悩みをお持ちの方に、
緊張が取れる練習のコツをご紹介いたします。
少しでも自信を持ってテニスが出来るきっかけになれば
幸いです。
全て「心」が左右する
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試合で力を発揮「出来る」のも「出来ない」のも
「心」が全てを操ります。
もし、せっかく練習をしたから「向上したい」と、思う方は
下記を参考にしてみて下さい。
テニスの試合では、試合時間の1/3がプレー時間で、
残りの2/3がプレーをしていない合間の時間なのです。
この合間の時間に、思考をどう使うかで大きく差が出ます。
合間の時間に普段の練習で行っている事の
確認作業に使わないと、
誰でもマイナスの不安が押し寄せてきます。
普段の練習で、何も考えないで練習する習慣のある人は、
試合で緊張感のある中では頭が真っ白になりやすくなります。
練習を本番の為に考えて行う習慣のある人は、
試合でも同じ考えを発揮する事が簡単に出来ます。
練習では本番の為の「技術」と「心」両方を練習すると
実力を発揮しやすくなります。
「環境の変化」がストレスを生み出す
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普段の練習では、試合で勝つ為に使う攻守の練習を
行う必要があります。
一つは、ムダなミスを減らし相手の攻撃を
凌いで守り抜く練習。
もう一つは、自分がレベルアップするための攻撃で、
ポイントをもぎ取る練習。
この二つを身につけておくと、色々なタイプの選手に
対応できる様になります。
片方だけ出来ても、タイプ別の人を攻略する事が
出来なく、すぐに壁に当たります。
そのため練習では、「凌ぐ練習」「攻める練習」を
意識して行う必要があります。
試合で極度に緊張する人は「心が」普段の練習と
本番(試合)を分けて考えているからなのです。
無意識に「練習の」為の「練習」になっていて、
「本番の」為の「練習」になっていないのです。
無意識に「練習」と「本番」を分けてしまう事で、
練習と本番の心構えの違いが環境の変化となり、
緊張感を生み出してしまうのです。
具体的な方法
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試合での考え方で、まずは全てのボールを返す守りの姿勢で
スタートします。
いきなりチャンスボールが来たら「ラッキー」くらいの
気持ちで、まずは守りを固めておきましょう。
試合は守りから始めて、チャンスが来たら攻めに切り替えて
相手を崩すものだと、頭に入れて試合に挑みましょう。
《ベースライン対ベースラインの場合》
相手の前衛に触られないボールをクロスに繋ぐ練習。
*高さを出したり、アレー側に落ちるように狙う。
15~20往復を1セットを3セット行う。
《ボレー対ストローク》
ストロークの時はクロスの相手前衛の足元に沈めながら
繋ぐ練習。
*10~15往復を1セットを3セット行う。
《ボレー対ストローク》
ボレーの時は、ベースラインに深さを追求して繋ぐ練習。
*15~20往復を1セットを3セット行う
《ベースライン対ベースラインの場合》
2対1で2人が雁行人、1人がベースライン。
クロスラリー中にストレートにパッシングの練習をする。
*1面対半面の10点先取の対決でパッシングが
ノータッチのみ3点もらえる。
《ベースライン対平行人》
2対1で2人が平行人、1人が半面ベースライン。
[攻撃の3パターン]
- クロスの足元に沈めて、浮いてきたら前に詰めて
打ち込み・ボレー・ドライブボレーの攻撃をする。 - 低い弾道でセンターに意識(集めて)を持たせて、
サイド・ストレートに攻撃をする。 - サイドの足元に意識(集めて)を持たせて、
センター・ロブの攻撃をする。
各パターンを5~10分徹底して行う。
3パターン全て、攻撃を仕掛けた後はネットに詰めて
おきます。
《ボレー 対 雁行人》
2対1で2人が雁行人、1人が半面のボレー。
(1面対半面)
ボレーでは相手をコート内で打たせない事を頭に入れて、
深さを意識して繋ぎます。
深く繋いで、緩いチャンスボールを待ちます。
- 高めのチャンスボールには、相手ペアの前衛側
ストレート(アレー狙い)に攻めるボレーの練習。 - 緩めの低いボールには、クロスに短くドロップの練習。
相手が返せたら、次は後ろにロブボレーまで練習する。
試合中の目的があると
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試合中の目的があるから緊張がしづらくなります。
目的を持っているので、練習でも試合でも
集中しやすくなる。
練習で試合用の練習をしているので、自信を持って
試合に臨めるようになります。
練習した事を試合で試したくなり、本来の試合の楽しさを
感じることができます。
試合で緊張を無くす練習方法 まとめ
- 練習では、試合で使う事を練習する。
- 「練習」と「本番」を分けない。
- 「守り」と「攻め」の練習を行う。
- 集中した練習は「技術」と「心」を磨く事が出来る。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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